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アイガモとの出会い
そして、自然を五感で感じる
西宮のキャンパスを飛び出し、たどり着いたのは豊かな自然が広がる丹波篠山。昼夜の寒暖差が激しい地域で、太陽や土の力を最大限に活かしたお米栽培を行うのが「井関農園」です。
ネットで囲まれた田んぼでは、小さなアイガモたちが元気に泳ぎ回っていました。
井関農園
住所:篠山市西吹568番地
TEL:079-594-0668
https://www.aigamo.co.jp/index.html
井関農園が営農する総面積は、なんと18ヘクタール!
広大な田んぼの周囲に張り巡らされたネットは、キツネやイタチなどの害獣からアイガモたちを守るための工夫です。
アイガモに餌をあげるとき、柄杓で「コンコン」と音を鳴らすと集まってくるよう躾けられているのだそう。
現在、田んぼには400羽ものアイガモが放たれています。
- 徳田さん
- 「アイガモを田んぼに放つことで、農薬や化学肥料に頼らずに害虫や雑草から守り、品質の良いお米作りができることを学びました。自然の力を活かした農法の凄さに、現地でとても驚かされました。」
- 堀さん
- 「実際に餌やり体験をさせていただきましたが、お手本の様にうまく音が鳴らせなくてアイガモたちが寄ってきてくれず苦戦しました。でも、普段と違う雰囲気を感じ取りながらも少しずつ寄ってきてくれて可愛かったです。」
- 吉田さん
- 「餌をやりすぎるとアイガモたちが害虫を食べなくなってしまうという絶妙なバランスを知り、その生態の奥深さと集団で泳ぐ一生懸命な姿がとても愛らしかったです。田んぼにいたアイガモは5月生まれと聞いて驚きました。」
- 徳田さん
- 「ハウスでは、寒さでアイガモが集まって潰れてしまわないための温度管理や、12部屋に分けてアイガモを分散させる間取りなど、快適に過ごせるような工夫がたくさんありました。」
- 堀さん
- 「あんまりみんなプールに入らないなって思ったけれど、最初の一羽目が入ると急にみんなで元気にプールに飛び込んで泳ぎ出したりする姿が本当に可愛くて癒やされました。」
- 吉田さん
- 「田んぼで現役として活躍できる期間は一年に満たないほど短いと聞き、その限られた時間の中で命の循環を支えているんだなと感じました。循環型農業でどこも無駄にするところがないところに感動しました。」
MEMO | 自然の力を最大限に活かす「アイガモ農法」とは?
井関農園の最大の強みは、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培し、「有機JASマーク」の認証を受けていること。その有機米を支えているのが、アイガモたちです。
【虫・雑草対策】
食欲旺盛なアイガモが、害虫を食べてくれます。さらに田んぼを泳ぎ回ることで泥が舞い上がり、光合成を阻害することで雑草の成長を防ぎます。
【天然の肥料と、イネの成長促進】
アイガモのフンはそのまま天然の肥料に。また、体がイネに擦れることで刺激となり、台風が来ても倒れにくい「強いイネ」が育ちます。
安心安全な美味しいお米を
贅沢にコスメへ
化粧品に使われる「コメエキス」と聞くと、売り物にならない余ったお米を使っているイメージを持つかもしれません。しかし、井関農園から出荷されているのは、その真逆。私たちが普段「安心して食べられる、美味しいお米」そのものです。
井関さんのお話に引き込まれる3人。飾らない本音や苦労話を、一言も聞き漏らさないようノートに書き留めます。
「僕らは安心して食べられる商品を提供しています。それを化粧品という新しい価値に変えていくのは、化粧品会社であり、学生の役割。そこを履き違えちゃいけないよ」
井関さんの飾らない本音の裏にあるのは、農家としてのプライド。学生は、手渡されたバトンの重みを、背筋が伸びるような想いで受け止めていました。
水分量14.8%という美味しさへのこだわり。他のお米と混ざらないよう自前で用意する機械の迫力に圧倒されました。
日焼け止めに込められた
それぞれのストーリー
成分の「故郷」を五感で受け止めた、瑞々しい体験の数々。現地でしか味わえない興奮と、フィールドワーク直後のリアルな声をそのままお届けします!
- 徳田さん
- 「アイガモ農法によるお米づくりの過程について、リアルな現場の声を聞く貴重な体験をさせていただきました。苦労も多い中で、農家さんが活動を続ける理由を「好きだから」と話す姿が深く印象に残りました。ただアイガモが可愛いだけではない、現場の工夫や愛情を知ったことで、このお米に対する愛着がとても深まりました。」
- 堀さん
- 「丹精込めて育てられた安心・安全なお米だからこそ、成分としての価値もこれほど高いのだと知り、鳥肌が立ちました。ただの『成分』という文字で見ていた時とは違い、農家さんの強いプライドと愛着を肌で感じることができました。現地に来たからこそ、お米一粒一粒に対するリスペクトの気持ちが何倍にも膨らんでいます。」
- 吉田さん
- 「このフィールドワークを通して、日焼け止めの裏側にある素晴らしいストーリーをたくさん知ることができました。私たちが現地で体験したこの感動と本物の価値を、日焼け止めのPRを通して、これからもっと多くの人たちへ届けるため、活動を全力で頑張ります!様々な貴重なお話を聞かせていただきさらにこの日焼け止めが大好きになりました。」
日焼け止めというコスメを通じて、その背景にある「農家の営み」の深さと、歴史に触れた今回のフィールドワーク。いつも使っているアイテムも、少し視点を変えて成分のルーツを読み解くだけで、そこには地域を語る豊かな物語が眠っています。本物の価値を肌で知った和泉ゼミの挑戦は、ここからさらに加速していきます。

