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酒蔵を支える職人 杜氏 ―酒造りに注がれる情熱―【前編】

丹波杜氏は、南部杜氏(岩手県)、越後杜氏(新潟県)と共に、日本三大杜氏の一つに数えられ、古くは江戸時代から酒造りを行ってきました。丹波地域には原料となる風味豊かな軟水や、良質な米が豊富であったため酒造りが盛んに行われてきました。

酒蔵を支える職人 杜氏 ―酒造りに注がれる情熱―【後編】

私が大学を出た頃は就職氷河期に差し掛かった年代でした。当初は教育関係の仕事を希望していたのですが、就職活動の中で酒蔵の紹介が何社かありました。酒蔵で働く人は特殊性や忍耐力が要求され、他の職種とは全く異なる世界というイメージがありましたが、特殊な職業分野に興味を持ち、当蔵に就職を決めました。

大河ドラマ「麒麟がくる」丹波市ゆかりの地(2)

黒井城跡がある猪ノ口山のふもとに位置する興禅寺は、戦国時代は黒井城の下館でした。平時、城主はここで政務を行っていました。水をたたえた七間堀、高石垣と白い練り塀を巡らせ、堅固な防御施設を備えていました。戦国時代の居館の様子を今によく残しており、背後にそびえる黒井城跡とともに国の指定史跡となっています。

大河ドラマ「麒麟がくる」丹波市ゆかりの地

明智光秀は、織田信長に命じられた丹波攻めで、黒井城主・赤井(荻野)直正と八上城主・波多野秀治の抵抗に遭い、苦戦を強いられました。その勢力を分断するため、丹波市と丹波篠山市にまたがる金山の山頂に金山城を築きました。